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[002]ティール組織 [組織論]

(2018.11.13投稿)
最初の話題です。
最近ティール組織と言う言葉に最近触れました。
ティールとは青緑色の意味で、集団組織の成熟度を色で表現したものです。

私はこの言葉に触れ、いくつか記事を読んで感銘を受けました。

https://hcm-jinjer.com/media/contents/b-contents-composition-teal-0305


・Red(赤):飛び抜けた個人によるマネジメント(暴力団や狼の群れなど)→再現性がない

・Amber(琥珀色):役割分担と階級組織によるマネジメント(軍隊や教会など)→変化に対応できない

・Yellow(黄):階級組織+昇格制度により流動性を確保(一般的な企業)→人間らしさの喪失(自主性と活気が失われる)、実力主義による精神的疲弊

・Green(緑):個人の多様性を重視し、積極的に権限移譲→(階級制度が残り意思決定は上位者)

・Teal(青緑):組織を一つの生命体とみなす自律的な組織。階級がなく組織の目的も、集まったメンバーにより進化する。
メンバーの生きがいをサポートする/しあう組織。リンク先にも紹介されている米のザッポス社の事例など

要は目的が共有されていれば管理や上位決済をしなくても仕事は回るし、働く側もやり甲斐とも幸福度が高い、と言う組織のこと。(仕事で言うと)

多くの企業はyellowとの記載がありますが、私の感覚では日系大企業はアンバーとイエローの間で、外資系やベンチャー企業がイエローと言う印象を受けました。
私が直近まで在籍していた日系大手製造業の会社もアンバー寄りのイエローな会社だったと思いますが、Redの要素も持っていることが他社にない強みだと思っています。

一方でGreen要素も某企業の企業哲学として謳われているものの、近年はマイクロマネジメントが強まってより自主性が失われる要因となっていると感じました。


また、会社を横断する組織であるプロジェクトチームは唯一社内でもGreen/Tealを率先して実施できている例でしたが社内の軋轢の板挟みになるなどそのギャップは大きなものでした。

先のリンクに例が出ているアメリカのザッポス社の例は素晴らしい組織だと思いますが、すべての企業にマッチするものでも無いようです。

現在所属する会社もイエローですが、ややグリーンな要素もあると感じています。
皆さんの所属する組織はどうですか?

例えば家族等も組織の1つですが歩合制のお小遣いでない場合は家計の決済は結構自主的に浪費とならないようになっていることも多いですよね?

フリーコメントで議論できればと思います。

ティール組織の考え方はホラクラシー(「一部」と「全部」の同一視主義 ※著者訳)とも言うようです。

【参考】ティール組織論の、より個人の意識にフォーカスした記事が以下です。情報が多くて恐縮ですが、さらに興味があればお読み下さい。

https://mirai.doda.jp/theme/essence/teal/

他にも学校のクラスのパターンでレッドからティールを例示したサイトもありました。
http://narusawabashiko.hatenablog.com/entry/2018/11/03/072603
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